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ベルグラスサプリメント開発者からの健康情報

核酸

【栄養成分】核酸は生命の基本物質。細胞の新旧交代を司り、免疫においても重要な役割を担う。

私たちのからだは37兆個の細胞で成り立っています。細胞が集まって組織や器官をつくり、からだが構成されます。その元はたった1個の受精卵です。受精卵が分裂増殖し、特定の機能をもった細胞に変化(分化)して成長し、誕生時には3~4兆個の細胞の集まりとなっているのです。その後の成長で、成人に達するまでに37兆個の細胞の集まりとなります。

組織や器官の細胞は、例外もありますが、寿命があるため新旧交代してそのはたらきを保っています。この細胞の新旧交代を司っているのが、細胞の核内にある遺伝子です。遺伝子は核酸という物質で成り立っており、DNA(ディオキシリボ核酸)とRNA(リボ核酸)の2種類があります。DNAはからだのたんぱく質をつくるためのデータベース。RNAは実際にたんぱく質をつくる実行部隊です。そして、細胞が新旧交代のために分裂するときは、DNAがまるごとコピーされるので、新しく生まれる細胞のDNA分の核酸の材料が必要となります。

核酸はぶどう糖やアミノ酸などを材料として体内で合成することができます。しかし、他の体内物質と同様、加齢とともにその生産量は減る傾向にあります。また、食べものにも核酸は含まれています。しかし、通常の食事に含まれる量はごくわずかであり、不足分を補えるほどではありません。核酸の必要度は細胞分裂が盛んな組織や器官ほど高くなります。たとえば、骨髄、小腸、肝臓、精巣、皮膚の細胞などがその代表例です。骨髄では造血幹細胞の分裂によって生まれる血液細胞が赤血球や免疫細胞の白血球に成長します。造血幹細胞は絶えず分裂を繰り返し、赤血球や白血球が不足しないように供給しています。小腸の栄養吸収細胞はたった1日で新旧交代して、栄養吸収力が低下しないようにしています。このように、組織や器官の細胞は新旧交代することでそのはたらきを適正に保っています。細胞の新旧交代は健康維持の要といえるでしょう。

特に今、注目すべきは免疫を司る白血球です。白血球の寿命は1~7日程度と短いため、常に新しい白血球が供給されなければいけません。つまり、免疫力を正常に保つには、核酸が不足しないように供給され、造血幹細胞の分裂が滞らないようにすることが望まれます。もちろん、核酸だけでなく、材料のたんぱく質やサポート役のビタミン・ミネラルも必要ですが、核酸の重要度は高いといえます。

しかし、残念ながら核酸は体内合成できるという理由からか、さほど重要視されていません。
食べもので核酸を十分に補給できれば、体内合成量の不足を補うことが可能と考えられます。また、食べものの核酸は遺伝子の材料として、体内合成するよりも効率よく利用されることが分かっています。

核酸補給材料として注目されているのが、DNAを豊富に含む鮭の精巣細胞(白子)やRNAを豊富に含む酵母などです。これらの材料はサプリメントとして利用できます。