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【栄養成分】活性酸素対策の最前線ではたらく抗酸化酵素には亜鉛などの微量ミネラルが必要。

【栄養成分】活性酸素対策の最前線ではたらく抗酸化酵素には亜鉛などの微量ミネラルが必要。

細胞のエネルギーづくりで否応なく発生する活性酸素。紫外線、環境汚染物質、食品添加物、医薬品の解毒、喫煙・飲酒、そしてストレスなどの影響で過剰に発生します。

体内には、尿酸、ビリルビンなど、活性酸素を消去する物質がありますが、活性酸素の発生に対応して細胞がつくるのが酵素たんぱく質の1種、抗酸化酵素です。

細胞が抗酸化酵素をつくるには、たんぱく質と数種類の微量ミネラルが必要です。抗酸化酵素には種類があり、代表的なものを挙げると次のとおりです。

  1. スーパーオキサイドディスムターゼ (SOD)
  2. カタラーゼ
  3. グルタチオンペルオキシダーゼ

SODには銅と亜鉛を含む銅・亜鉛SODとマンガンを含むマンガンSODの2種類が知られています。SODは、活性酸素の1種、スーパーオキサイドを過酸化水素と酸素に分解しますが、銅・亜鉛SODは細胞質で、マンガンSODは細胞のエネルギー工場ミトコンドリアではたらく抗酸化酵素です。

カタラーゼはSODにより発生した過酸化水素を水と酸素に分解する抗酸化酵素で鉄を含みます。

グルタチオンペルオキシダーゼは、セレンを含む抗酸化酵素で、細胞膜の酸化によって発生した過酸化脂質を分解します。

これらの抗酸化酵素に必要な銅、亜鉛、マンガン、鉄、セレンのほか、尿酸の生成に関わるモリブデンの6種類を抗酸化ミネラルといいます。

抗酸化ミネラルの中で特に重要なのは亜鉛です。銅・亜鉛SODとしての抗酸化機能だけでなく、亜鉛そのものにも抗酸化力があることが分かりました。さらに、亜鉛は300種類以上の酵素に必要なミネラルであり、たんぱく質の合成、細胞の新生にも深く関わっているからです。必要度が高く、消耗が非常に激しい反面、食事からの摂取量は不足気味です。

銅とのバランスが大事なので、過剰摂取には注意が必要ですが、意識して摂りたいミネラルの一つです。

ただし、抗酸化酵素は、スーパーオキサイドより強い酸化力を持つ一重項酸素やヒドロキシラジカルといった凶悪な活性酸素は消去できません。活性酸素から細胞を守るには、抗酸化ミネラルのほか、抗酸化ビタミン(A・C・E)、抗酸化植物成分(ポリフェノール、カロテノイドなど)をあわせた総合力で対応することが必要です。